
友人のマレーシア・ペナン州政府のインフラ・交通・デジタル担当州務大臣(EXCO)及びタンジョン・ブンガ選挙区の州議会議員(MLA)であるZairil Khir Johari(ザイリル・キール・ジョハリ)のお誘いで、ペナン島で開催されたマレーシア政府後援の国際会議「WCIT2022(World Congress on Innovation & Technology)」に登壇させていただきました。これは、新型コロナウイルスの影響でオンライン開催だったTechFest2020の進化版で今回は現地にて参加することができました。
WCIT2022(World Congress on Innovation & Technology)は、マレーシア・ペナン州で開催され、世界80ヶ国から4,000人以上の参加者、200名以上のキーノートスピーカーおよびパネリストが集まった大規模イベントです。インフラ、スマートシティ、ヘルステック、Web3、ブロックチェーン、サイバーセキュリティ、宇宙開発など、幅広い分野で最新の技術と社会課題に関するディスカッションが行われ、初日にはマレーシア首相によるキーノートスピーチも行われました。

私が登壇したパネルのテーマは「イノベーションを通じて世界をより良くする」でした。モデレーターは Azim Pawanchik(Innovation Strategist, Alpha Catalyst)、共演者には Matthijs van Leeuwen(Chief Innovation Officer, Sunway Group & Director, Sunway iLabs)、Clarence Lee(Head, Digital, Malaysia Airlines)という多様な分野の専門家が揃い、それぞれの立場からの取り組みが紹介されました。
私は Antler の活動について紹介し、世界中で SDGs(国連の持続可能な開発目標)に貢献している投資先が7割以上を占め、現在180社以上が「Impact Portfolio」として位置付けられていることを説明しました。また、起業家が持続可能なビジネスを構築しながら、雇用を創出し、グローバル展開するスタートアップを育てている Antler Japan のコホートについてもご紹介しました。
30分という短いパネルディスカッションでしたが、各登壇者の取り組みや視点に触れることで多くの学びがあり、大変貴重な機会となりました!