世界経済フォーラム”SHAPE Asia 2016”参加レポート

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世界経済フォーラム(World Economic Forum:通称ダボス会議)グローバルシェイパーズコミュニティ(Global Shapers Community)の日本代表(U-33)として、去年の”SHAPE China 2015”に続き”SHAPE Asia 2016”(今年からChina→Asiaに名称変更したそうです)に参加してきました。SHAPEイベントはグローバルシェイパーズが独自で主催+企画して運営する集まりです。SHAPE Asia 2016は10月14日〜16日の2日間で開かれ、香港ハブが主催。およそ33ヶ国69ハブから140人程のグローバルシェイパーズが集まり男女格差、モビリティー、移動手段など様々なトピックが議論されました。

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北京ハブのJon Rechtmanが登壇した”Future of Mobility”テーマにはLifestyle、Transportation、Socio-EconomicsとEnterpriseのサブテーマがあり、Enterpriseを私がファシリテートしました。約1時間を活用して、企業がクラウドコンピューティング、在宅ワーク、クラウドワークなどを取り入れた際の変革など各国の事例を活用して議論を行いました。

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働き方に関しての議論ではMicrosoftで働いているグローバルシェイパーズが自社の事例で出社が求められてないことに対して、米国Yahoo!が在宅ワークを制限するなどの違い、社会全般ではBitcoinなどフィンテックの活用により企業のモビリティー(銀行業務が変わる)についても実際の事例で盛り上がりました。議論の結論は時間売りの時代は終わらせ、成果で今後は評価されながら報酬を決めていく企業がEnterprise Mobilityと定義付けしました。

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セッション後には北京ハブのJames Flanaganにポッドキャスト用にインタビューされ近々グローバルシェイパーズのチャンネルに放送されるそうです。毎度参加すると思いますが、世界経済フォーラムの集まりは色々な国及び他業種から人が集まるのでとてもエキサイティングな2日間でした。(もちろん夜のパーティーも!笑)

*世界経済フォーラム(ダボス会議)とは…
ビジネス界、政界、学界および社会におけるその他のリーダーと連携し世界情勢の改善に取り組む国際機関です。1971 年にスイスのジュ ネーブに本部を置く非営利財団として設立された世界経済フォーラムは、いずれの利害関係にも関与しない独立・公正な組織です。あらゆ る主要国際機関と緊密に連携して活動しています。

Global Shapersとは…
世界経済フォーラムによって任命される、33 歳以下の若者によるコミュニティです。優れた潜在能力、また実績を持ち、社会に貢献する 強い気概を持つ人々によって構成され、コミュニティのメンバーはシェイパーと呼ばれます。地域における社会課題を解決するプロジェク トなどを行うことを目的とし、全世界 400 以上の拠点で 4,000 名以上のシェイパーが活動しています。

*グローバルシェイパーズコミュニティ東京ハブプロジェクト
第1弾:Shapers Camp 2014
第2弾:Re-Generate Japan
第3弾:はたらくママのための育児タクシー

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この記事を書いた人

ryoのアバター ryo 何でも屋

10年間にわたるフィリピン滞在を経て、上智大学・比較文化学部を卒業。学生時代から様々な事業の立ち上げに携わり、サラリーマン、起業、国内+外資系企業社長、取締役、顧問、株主などをスタートアップ及び上場企業で経験。

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