抹茶ブームを味方に、グローバルコミュニケーションの新戦略

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海外出張に行くとき、最近はお土産は抹茶一択になってきました。現地のパートナーやクライアントからリクエストされることも多く、さまざまな有名ブランドの抹茶を持参しています。抹茶の歴史や製造方法、希少価値を伝えながら手渡すことで、単なるお土産以上のコミュニケーションのきっかけになりますし、会ってもらえる口実作りや人脈構築にもつながります。

海外では日本の価格の10倍以上で取引されることもあり、特定のブランドはとにかく入手困難です。そのため、事前に情報を抑え、購入タイミングや店舗を工夫することが重要です。


おすすめ抹茶ブランドと入手のコツ

一保堂(Ippodo Matcha Organic)
京都の老舗茶舗 一保堂 は1717年創業で、伝統的な碾茶製法により香り高い抹茶を提供しています。人気商品は通常1日1個の購入制限がありますが、新丸ビル地下1階に「一保堂茶舗 新丸ビル店」は比較的在庫が安定しており、穴場です。海外出張時の手土産としても喜ばれる逸品です。Ippodo Matcha Organicは深い緑色と香りが特徴で、海外でも高く評価されています。

星野抹茶(Hoshino Tea)
石川県の星野が生産する希少価値の高い抹茶で、世界的に高値で取引されるプレミアム品です。濃厚でまろやかな風味が特徴で、抹茶好きに喜ばれる贅沢なお土産になります。

入手困難なため、限られた方にしか手に入りません。クレジットカードのコンシェルジュに協力してもらい、卸のお店などに片っ端から問い合わせるなどの工夫が必要です。そのため、手に入れること自体が特別感を演出でき、ギフトとして非常に価値のある逸品となります。

トーキョーリッチ・抹茶チーズケーキ(Tokyo Buono
チーズスイーツブランド「東京ぼーの」より、5年ぶりに登場した新作。新緑の季節にぴったりの抹茶フレーバーで、クリーミーな抹茶チーズケーキをしっとりとした抹茶カステラでサンドし、じっくりと焼き上げています。

チーズケーキとカステラには、静岡県の山間地域で栽培された、程よい苦みと上品な香りが特徴の【天空の抹茶®︎】を贅沢に使用。豊かに広がる抹茶の香り、奥深い甘みと程よい苦み、そして濃厚な抹茶チーズのくちどけを楽しめます。

渋谷・宮下パーク内のThe Shibuya Souvenir Store(外国人が喜びそうなお土産が多数揃うスポット)で入手可能。海外出張時の差し入れや、会話のきっかけ作りとしても最適な逸品です。

海外出張での具体的な活用事例

今回のアジア出張では、インドネシアのパートナー社長から普段は滅多に直で連絡が取れない中、事前に「お土産に何が欲しいですか?」とメッセージで確認したところ、「抹茶が欲しい」とリクエストをもらいました。このやり取りを通じて、ビジネスの相談も並行して進めることができ、対面ミーティングの調整も確保できました。抹茶のような希少で価値のあるお土産は、単なる贈り物にとどまらず、コミュニケーションのきっかけ作りやビジネス上の信頼構築にもつながることを実感しました。

  • アイスブレークとしての効果:入手困難な抹茶を持参することで、会話が自然に始まり、親近感や信頼感が生まれる
  • 評価ポイント:希少価値のあるお土産を戦略的に使うことで、相手から「気が利く」と評価され、ビジネス上のコミュニケーションにも直結

このように、レアな抹茶を手土産にすることで、会話のきっかけ作り、信頼構築、人脈形成に活かせます。


海外出張で抹茶を活用するポイント

  1. 希少価値を意識する:限定生産や入手困難なブランドは特別感がある
  2. 現地での話題性を考える:海外での人気や価格を押さえておく
  3. 持参タイミングを工夫:訪問先のタイミングに合わせ、最も効果的に渡す
  4. 文化や歴史も共有:抹茶の背景や製法を説明すると会話が盛り上がる

希少で上質なアイテムを戦略的に持参することで、単なる手土産を超えたコミュニケーションツールとして活用できます。出張先での自然な会話や対面機会の確保、ビジネス相談の円滑化など、こうしたアイテムを味方にしたグローバルコミュニケーションは今後さらに重要になるでしょう。そのためには、抹茶に限らず、海外でのトレンドや入手困難な商品、希少性の高いブランドなどを常にチェックし、価値ある選択肢を確保する努力が欠かせません。

抹茶は、茶葉をまるごと粉末状にして摂取する日本の緑茶です。通常の煎茶のように抽出するのではなく、茶葉そのものを飲むため、カテキンやテアニンなどの成分を余すことなく摂取できます。抹茶は茶道で古くから用いられてきた伝統的な飲み物で、濃厚な香りと深い味わいが特徴です。近年は健康意識や海外での人気の高まりにより、スイーツやドリンクなど様々な形で楽しまれています。

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この記事を書いた人

ryoのアバター ryo 何でも屋

10年間にわたるフィリピン滞在を経て、上智大学・比較文化学部を卒業。学生時代から様々な事業の立ち上げに携わり、サラリーマン、起業、国内+外資系企業社長、取締役、顧問、株主などをスタートアップ及び上場企業で経験。

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