Trend Finding Project第3回 ゴミ拾いを通して世界を変える荒川祐二さん

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Trend Finding Projectの第3回目は、上智の後輩でもある荒川祐二さんをお招きしました!荒川さんは「ゴミ拾いのプロ」と言い、2004年から毎朝6時から新宿駅東口の掃除及びゴミ拾いを始めています。ゴミ拾い活動のきっかけは大学生の時に毎月のように多額のおこづかいをもらい毎日遊び歩いていて、ゲームを引きこもってやり続けている時、このままではダメだと思いスタートしています。ある日気づいたら、ハンケツのホームレスの方は(荒川さんの著書、「半ケツとゴミ拾い」(地湧社)に記載されています)荒川さんが毎朝来ることを生き甲斐で待っていて、ごみ拾い活動を続けるにあたり多数のホームレスの人が手伝ってくれるようになります。ごみ拾いを終えると皆にコーヒーやドーナッツをおごるなどしていました。最近はごみ拾いの活動を広げる為に、起業して大阪でラーメン店舗を開き経済基盤にしている。

最初は新宿でゴミ拾いをしているとヤクザに絡まれたり、顔につば吐かれたりなど、妨害にもあったが一生懸命続けたいたそうです。3ヶ月後には50人以上へと拡大し、半年後の2007年5月3日(護美の日/ゴミの日)には全国27ヶ所、総勢444人の全国規模でのゴミ拾いを開催。2009年5月3日には「1万人のゴミ拾いウォーク」として、全国200ヶ所、全世界26ヶ国、総勢15.534人が参加する全世界ムーブメントに広がっていった。活動人数が増えるにつれてテレビにも取り上げられ、当時大学生として多数の会社から入社オファーが来ました。しかし、全て断り路上で字を書いて(人を見ると文字が浮かび上がるとのこと)売っていたところ月間80万円程売り上げています。さらに趣味の作家活動を開始したりラーメン屋を開くことなど次々と新しい挑戦をしています。荒川さんによると、決して計画を立てていた訳ではなく、自然にこのような道になったとのこと。

ラーメン屋さんは「人生を変える場を作る」のがテーマで18歳のニートの店長から始まり、ニートや人生を変えたい人しか雇っていません。荒川さんは大学卒業後ニートで絵を路上で書いてた経験を生かし、他の人の人生も変える支援をしています。

ゴミ拾いは予算が掛からない。必要なのはトング、袋、交通費に限る。ゴミはいっぱい拾って、キレイにすれば一切捨てなくなる。捨てられているゴミの大変がたばこやペットボトルが多い。最近では日本が誇る富士山が自然遺産として登録できなくて(登山道や山小屋、手が入り過ぎの為)、今後は富士山を文化遺産や世界遺産にする為、富士山でのゴミ拾い活動も積極的に取り組んでます。

ロマンチスト協会のロマンチックな日の6月19日のように護美の日(ゴミの日)、5月3日を今後広げていきたいとのこと。更に世界の共通語としてGOMI(ごみのローマ字)をTSUNAMIのように広げていくのをひとつのミッションとして考えています。ゴミ拾いを通じて荒川さんは世界を変えて頂くのに期待と応援をしていきたいと思います。大阪と東京を行ったり来たりしている中で当日も大阪から帰ってきてお疲れのところありがとうございました!ごみ拾いプロジェクトではPR・マーケティングをして頂いている人を募集していますので、興味がある方はご連絡頂ければと思います!

荒川祐二さんのプロフィール…
1986年3月25日生まれ
上智大学経済学部卒

著書「半ケツとゴミ拾い」(地湧社)を執筆。
豚吉本店など大阪のラーメン屋さん2店舗を経営

オフィシャルホームページ
http://arakawayuji.com/

Trend Finding Projectとは…
仲良い飲み仲間がテキーラを毎週のように飲んでいたのが25歳の時…その後3年が経ちました。毎日IT+mobile+smartphoneの領域で奮闘しておりますが、今後様々な業界の方と交流を持たせて頂き勉強会兼夕食の場を設けられればと思い今年から「Trend Finding Project」を2012年から始動。

TFP開催概要:
・月1回開催
・

業界は問わず(しかしIT業界外)、とにかく面白い、⽀援したい、優れている物を持っているゲストをメンバーが順番に招待
・ゲストは27歳以下が対象

過去のゲストはこちらからアクセスして下さい。

TFP開催メンバー:
曽良竜太、株式会社アイ・エム・ジェイ 戦略コンサルティンググループ Webマーケティングコンサルタント
木野瀬友人、株式会社エクストーン兼株式会社ニワンゴ 取締役
東将光、電通ヤング・アンド・ルビカム株式会社 アカウントプランナー
間壁一晴、Next gen lifestyle-proposing artist ライスコンサルティングアーティスト
松本貞行、株式会社エクストーン ディレクター
梅澤亮

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この記事を書いた人

ryoのアバター ryo 何でも屋

10年間にわたるフィリピン滞在を経て、上智大学・比較文化学部を卒業。学生時代から様々な事業の立ち上げに携わり、サラリーマン、起業、国内+外資系企業社長、取締役、顧問、株主などをスタートアップ及び上場企業で経験。

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