2025年、飛び回り学んだ組織力と次なる挑戦の種まき

  • URLをコピーしました!

2025年は、ベクトルにジョインして初めてのフルイヤーとなり、サラリーマンとして組織力や意思決定の難しさ、チームで成果を出す面白さを肌で学んだ1年でもありました。これまでのスタートアップ中心のキャリアとは全く異なる環境でしたが、同僚の皆さんのサポートもあり、無事に馴染むことができたことに感謝しています(自分ではかなり馴染めたと思っていますが!)。海外戦略本部兼海外M&A本部のチームにも恵まれ、アクセルマーク及びAntlerで一緒だった船戸(今回で3社目)をはじめ、新卒の森下、インターンとしてアメリカからMarsella Makarski、Jonathan Jackson、国内から酢馬が、無茶振りや時差、頻繁に変わる優先順位、アイデアのブレストや資料作り、イベント準備・運営など幅広い業務に耐えながら完全にバックアップしてくれました。

さらにインドネシアではAndrea Flairが現地でのフォローアップ、バハサ語から英語への通訳、文化的な違いのアドバイスや事業準備推進をしてくれました。とにかく色々な人に支えられながら動き回った1年でした。

年始には、13年来の友人であり連続起業家のKevin Mintaragaが率いるbythenに、シードラウンドをSky Star Capitalと一緒にリードとしてベクトルから出資させて頂きました。AIバーチャルキャラクターの民主化をビジョンに掲げ、グローバル展開に挑む彼と過ごす時間は、2025年の大きな種まきの一つとなりました。

出資のプレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000397.000000204.html

特にKevinからは、週末や渋滞の15分でも惜しまず目の前のゴールにストイックに取り組む姿勢、アイデアの豊富さ、徹夜もいとわず事業を推進する力、そして優秀な共同創業者を集めて事業を進める実行力から、多くの学びを得ました。物事の本質は言葉ではなく行動や実行力から見えてくる、まさに「人を動かす力」の重要性を改めて感じた1年でした。

今年も多くの出会いと学びがあり、特にインドネシアでは、種まきのためにKejora Capital CEOのAndy Zainとbythen CEOのKevin Mintaragaが、来年芽を出せるようにと非常に尽力してくれました。写真は、とても重要なMTGに挑む前に少し時間が合ったので記念撮影したものです。インドネシアのOOH市場が急拡大していることもあり、この地域に賭けていきたいという想いがさらに強まりました。

海外出張でも種まきの旅を続けました。海外では日本の常識が通用せず、配車アプリでの移動で車が来なかったり遠回りされたり、英語で依頼してもスルーされたりと、時間通りに動くだけでも一苦労です。こうした経験をやり遂げて初めて、事業展開が可能になります。様々な専門家に話を聞いても正解はなく、日本では大体のマーケット感覚がありますが、海外では未知の領域です。正解は存在しないため、自分で調べ、考え、判断し、突き進むしかありません。そして、動きながら間違っていたら即座に方向性を変える、というループを徹底しました。

現地で相談や時間が欲しいと言われれば真摯に向き合い、率直な意見を惜しまず伝えること、距離がある分定期的にメッセージやオンラインMTGでフォローアップし、必要以上に情報を提供するgive and giveの姿勢も徹底しました。交流会や集まりにも誘われて予定が被っていたら15分だけでも顔を出し、次回声をかけてもらえなくなる前に関係を深めました。先方が日本に来られた際には予定が詰まっていても駆けつけ、相談や紹介依頼を受けた際は惜しまず人を紹介することも心掛けました。

海外出張を有効活用するため、朝食・ランチ・ディナー・週末もMTGを入れ、1週間で35件ほどのMTGを設定。移動中はインプットを整理し、アウトプットにつなげることも徹底しました。結果として、月に新規で100名ほどの方と名刺交換し、多くの知見と人脈を得ることができました。

今や情報へのアクセスはAIによって誰でも可能ですが、価値を生むのは単なるリサーチや資料作成ではなく、計画から実行までをセットにし、人を動かす能力を伴ったアウトプットです。特に変革を推進する際は、相手の思考回路や理解度、重視していることを理解した上でのコミュニケーション、そしてフットワークが重要です。時間や距離を気にせず対話の場を重視し、海外事業や新規事業を推進するためには、多少の無理も必要だと感じています。

さて、毎年恒例の移動とブログアクセスの振り返りです。2025年もまるで以前の100日以上に及ぶ出張生活が戻ってきたかのような1年でした。12ヵ国・18都市を訪れ、合計145日間を東京以外で過ごしました。Flightyアプリを活用して飛行機搭乗分を自動で統計したところ、累計で9日間、214時間を空の上で過ごして、移動距離はなんと145,693kmに達し、地球をほぼ3周した計算になったことに衝撃を受けました!

2025年Top5アクセスのブログ記事は以下の通りです:
1位 前十字靭帯帯再建手術から1年半、ボルトの除去手術を行いました
2位 Crisp Salad WorksのランクがGURU到達
3位 前十字靭帯再建手術後2ヶ月半経ちました+世田谷下田総合病院での入院費用
4位 前十字靭帯再建手術後の入院生活10日間
5位 前十字靭帯帯再建手術から3年4ヶ月経過

Topアクセスのブログは、全部前十字靭帯損傷の投稿ばかり…皆さん、怪我には気をつけて下さい…!

No.1 – Chatterbox、シンガポール
去年はスキップしたフードランク、今年はしっかり復活です。そして2025年のNo.1は、間違いなくシンガポールのChatterboxでした。1971年、オーチャード通りの名門ホテルマンダリン・オーチャード・シンガポール(現:Hilton Singapore Orchard)内で誕生。

看板メニューのシンガポールチキンライスをはじめ、ラクサ、バクテー(肉骨茶)など、シンガポールを代表する料理を提供する名店として広く知られていますがとにかく、チキンライスが最高でした。米の香り、しっとりしたチキンの火入れ、旨味の詰まったスープ、3種のソースの完成度。シンプルな料理だからこそ、圧倒的な差が出る。その完成形!

そして嬉しいニュース、日本の旗艦店としてCHATTERBOX CAFÉ 丸の内店が2026年1月26日にグランドオープン予定とのこと。これは本当に楽しみです東京であの一皿が再現されるのか、かなり期待しています!

No.2 – Stellar House 星月居、香港
今年の第2位は、香港のStellar House 星月居の鳩料理。以前から新栄記の鳩には感動していますが、たまに味が濃く感じることもあります。今年は間違いなくこちら。

外はパリッと香ばしく、皮目の焼き色がとにかく美しい。一口かじると、中は驚くほどジューシーで、旨味がぎゅっと閉じ込められています。脂の乗りと火入れのバランスが絶妙で、噛むたびに肉の甘みが広がる。そして特筆すべきは“味の軽やかさ”。全体的にやや薄めの味付けで、重さがない。だからこそ何個でも食べられてしまう完成度。

香港は鳩料理のレベルが本当に高いですが、Stellar Houseはその中でも完成度が別格でした。シンプルなローストに見えて、下処理・味付け・火入れすべてが緻密。素材のポテンシャルを最大限に引き出している一皿です。高級広東料理の真骨頂を感じさせる名店で、空間も落ち着いており、大切な商談や会食にも最適。香港出張の楽しみが、また一つ増えました。

No.3 – 象 SUGATA、大阪
今年の第3位は、大阪・梅田エリアの焼き鳥名店、象 SUGATAです。2025年3月、新しく開業したグラングリーン大阪南館にオープン。

以前のブログでもご紹介した通り、”炭火の魔術師が一本に込める職人の魂、焼き鳥の芸術”の新たなチャレンジとして誕生した一軒。オーナーの武田吾一さんが、自身の哲学と技術を余すところなく注ぎ込む焼き鳥は、素材・火入れ・味付けのすべてにこだわりが宿った逸品ばかりです。炭の状態を見極め、鶏の繊維を感じ取り、指先で温度を確かめながら火入れを調整する。その一連の所作は、料理というよりも“演目”に近い完成度。

シンプルな串にも、関西食材や天然素材への敬意と遊び心が感じられます。部位ごとに塩やスパイスを緻密に使い分け、余計な主張をしない。だからこそ、素材そのものの旨みが立ち上がる。空間もまた洗練されており、カウンター越しに焼き場を臨む緊張感と、落ち着いた照明が特別感を演出します。焼き鳥を“食事”ではなく、“体験”として昇華させる一軒。

今年も多くの出会いと学びに恵まれました。57回のフライトを重ね、国内外を飛び回りながら、これまでまいてきた種が少しずつ輪郭を持ち始め、確かな手応えへと変わりつつあることを実感しています。

来年こそは、その芽を確実に育て、花を咲かせ、実らせる一年にします。

そして、ベクトル創業者の西江、長谷川が掲げる「世界1位を取り、日本企業としてEdelmanを抜く」という大きな夢。その実現に向けて、本気で挑み続けます。日本発のグローバルPRカンパニーとして、世界基準を塗り替える挑戦を。

来年も、謙虚に。しかし大胆に!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ryoのアバター ryo 何でも屋

10年間にわたるフィリピン滞在を経て、上智大学・比較文化学部を卒業。学生時代から様々な事業の立ち上げに携わり、サラリーマン、起業、国内+外資系企業社長、取締役、顧問、株主などをスタートアップ及び上場企業で経験。

目次