これが私の睡眠?!携帯型睡眠時無呼吸検査で驚きの数値を発見

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少し前の話ですが、長年お世話になっている「みいクリニック代々木」の三島千明院長から、Antlerでの多忙な日々で4~5時間しか睡眠を取れていなかったことを心配され、4月に睡眠をチェックするよう勧められました。送られてきた携帯用睡眠時無呼吸検査装置を使い、SpO₂プローブを鼻に装着し、パルスオキシメーターを指にはめて、2晩データを取りました。検査が終わったら端末を送り返すだけという、とても簡単な手順です。そして、結果を見た院長から、10kgの減量を強く勧められることになりました。

1晩目は会食があったのでお酒を飲み、2晩目は自炊して検査を行いました。数日後、結果を教えてもらいましたが、その内容は衝撃的でした・・・

無呼吸発生回数:1時間に40回
無呼吸の平均持続時間:20秒
最長無呼吸時間:55秒
いびき率:71.9%
最低酸素濃度:71%

これらの数値は、まるで溺れているかのような状態を示しており、睡眠中にまったく休息が取れていないことを意味します。そのため、朝起きても疲労が抜けず、翌日に精力的に活動するのは極めて難しいと言われました。

早急に減量して再検査を行うか、より精密な「睡眠ポリグラフィー検査(Polysomnography、PSG)」のために入院するよう勧められました。さらに、主治医から「睡眠不足や質の悪い睡眠は、集中力や判断力を低下させ、仕事の成果にも影響を与える!(やばい…!)さらに感情のコントロールが難しくなり、イライラや不安が増え、疲労回復が不十分だと体力が低下し、免疫力も低下して体調を崩しやすくなる」と、日常生活に及ぼす多大な悪影響について真剣に説明されました。質の高い睡眠は翌日のパフォーマンスを支える重要な鍵であるため、至急改善命令が発動された次第です。苦笑

早急な改善が求められる状況ですが、こうした検査を通じて自分の睡眠状態を知ることは、本当に大切だと実感しました。皆さんも、一度睡眠検査を受けて、自分の眠りの質を見直してみてはいかがでしょうか?健康とパフォーマンス向上のための第一歩になるかもしれません!

睡眠時無呼吸とは、睡眠中に呼吸が繰り返し停止または低下する状態を指します。主に10秒以上の呼吸停止(無呼吸)や、酸素の取り込みが著しく減少する呼吸低下(低呼吸)が特徴です。1時間あたりの発生回数(無呼吸低呼吸指数:Apnea-Hypopnea Index、AHI)によって、軽度・中等度・重度に分類されます。最も一般的な「閉塞性睡眠時無呼吸(Obstructive Sleep Apnea、OSA)」は、気道が物理的に塞がれることで起こり、肥満や加齢が主な要因です。また、呼吸中枢の障害が原因で起こる「中枢性睡眠時無呼吸(Central Sleep Apnea、CSA)」や、その両方が混在する「混合型」も存在します。

睡眠時無呼吸は、いびきや日中の強い眠気、集中力の低下などを引き起こすだけでなく、高血圧や心疾患、脳卒中、糖尿病などのリスクを増加させます。治療には生活習慣の改善や、持続陽圧呼吸療法(Continuous Positive Airway Pressure・CPAP療法)、マウスピースの使用、外科手術などがあります。放置すると健康に深刻な影響を及ぼすため、早期の検査と治療が不可欠です。もし気になる症状がある場合は、医師に相談して適切な対応をとることをお勧めします。

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この記事を書いた人

ryoのアバター ryo 何でも屋

10年間にわたるフィリピン滞在を経て、上智大学・比較文化学部を卒業。学生時代から様々な事業の立ち上げに携わり、サラリーマン、起業、国内+外資系企業社長、取締役、顧問、株主などをスタートアップ及び上場企業で経験。

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