東京での開催は今年で6回目となるAdvertising Week Asia(アドバタイジングウィーク)にて「若手起業家が創り上げるソーシャルメディアを活用した自社ブランド販売」のお題でモデレーターとして参加させて頂きました。今回のAdvertising Week Asiaは3日間のライブ&オンラインイベント、73セッション+ワークショップ、213スピーカー、32,260人の参加者でした!
パネリストは自社ブランド販売を代表する起業家2名、株式会社レカルカ代表取締役の梅田延稔さん、DINETTE株式会社代表取締役の尾﨑美紀さん。今回のセッションはAdvisory Council枠でもあり、スポンサーや広告主を気にせずざっくばらんにソーシャルメディアを活用した自社ブランド(PB)の販売に関してディスカッションを行いました。
昨今ソーシャルメディアの進歩に伴い、これまで以上に多くの製品が世の中に誕生するようになり、中でも化粧品やファッションなどのビューティーの業界は、その代表的な一つと言えます。ソーシャルメディアの活用が必須と言われる現代において、社会課題、マーケティングによるモノの販売だけではなく、魅力あるコトの重要性、そこには必ず企業、そしてブランドにおけるパーパスが求められます。ディスカッションは楽しく、笑いもありましたがソーシャルメディアをフル活用しているため、広告出稿は限定的でも売り上げが上昇しているのが印象に残りました。
今年も30分セッションで大変短く足りない感が多かったですので、次回は長めのセッションで色々と議論ができればと思います!
パネリストのプロフィール
株式会社レカルカ 代表取締役の梅田延稔さん
日本発のスキンケアブランド”Lekarka”を運営する、株式会社レカルカの代表取締役。神奈川県出身。幼少期を海外で過ごし、2014年に明治学院大学法学部を卒業。大学在学中、日本と中国のジョイントベンチャー企業にインターンシップとして、約1年間中国に駐在。大学卒業後は、IT系企業の経営企画部兼IPO準備室にて企業経営に関して学び、2017年に起業。企業の新規事業立ち上げや、医療機関のコンサルティングをしながら、自身の母と共に、スキンケアブランド「Lekarka」と、美容サロン運営を行う、現在の株式会社レカルカを設立。2018年には同社の代表取締役に就任。”レカルカに出会ったすべての人の人生を美しくなる経験へ変えていく” というコンセプトを新たに打ち出し、2022年には表参道に「レカルカクリニック」も開業し、美容分野における事業を幅広く展開している。
DINETTE株式会社 代表取締役の尾﨑美紀さん
名古屋出身。大学在学時に芸能活動を行い、美容に触れる機会が増え自身も興味を持ち始める。就職活動で大手企業から内定を貰うが、自分のやりたいことのために起業を選択し2017年3月に大学卒業と共にDINETTE株式会社を設立。
美容メディア「DINETTE」と、コスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP(フィービービューティーアップ)」など複数ブランドを運営。2020年4月には「Forbes 30 under 30 Asia(Retail&Ecommerce部門)」に選出。
Antler株式会社 代表取締役・Partner 梅澤亮
10年間のフィリピン滞在を経て、2007年上智大学・比較文化学部卒業。在学中の2005年からインターンとしてジェイ・シードに参画し、複数の投資先企業で事業立ち上げやマーケティング業務に携わる。2008年から株式会社トラフィックゲート(現リンクシェア・ジャパン株式会社)にてiPhoneのアドネットワーク事業やアプリプロデュースを経験したあと起業。その後上場企業などの顧問や株主として累計30社+に携わり、グローバルスタートアップタクシー配車アプリの日本法人HAILO株式会社の代表取締役社長、バケーションレンタル事業を展開しているNASDAQ上場企業HomeAwayの日本支社長、ソーシャルマッチングアプリ最大手のTinder日本支社長、East Ventures株式会社にてPrincipalを務め、現在はグローバル投資ファンドAntlerのパートナー、株式会社nommocの取締役
今回はじめての取り組みでAmazon Ads Studioライブ配信専用セッションにも参加して世界25都市で展開するベンチャーキャピタルAntler、Day Zeroからの起業家への投資に関して語らせて頂きました。The Right Design Inc.の渡部瑛理果さんがナイスなフォローで色々と聞き出してくれてこちらも大変楽しいセッションでした。
最後にちゃっかり梅田さんとYouTubeのブースで記念撮影をさせて頂きました!笑