World Economic ForumのAnnual Meeting of the New Champions 2012、Summer Davosに参加!

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世界経済フォーラム(World Economic Forum:通称ダボス会議)グローバルシェイパーズコミュニティ(Global Shapers Community)の日本代表(U-33)としてSummer Davos in Asia, Annual Meeting of the New Champions 2012(サマーダボス会議)に参加して参りました!

今回のテーマが「Creating the Future Economy」になり、90カ国から1,500人のメンバーが中国の天津に集まりました。そのなかでも20代の参加者はグローバルシェイパーズのみで、173カ国から20名のみ選ばれ、光栄ながらも20名の1人でした。

世界の経済界のリーダーが集まるので、とにかく豪華。会場には中国の文化に触れ合うスペース、インタビュースペース、ワーキングスペース、ミーティングスペース等が用意されてました。

エントランスや全ての会場にて上記ICタグをかざして入場する警戒態勢でした。

ホテルと会場への往復バスにはポリスエスコート!フィリピン旅行を思い出しました。笑

今回色々なタスクを任され、まずRapporteur(フランス語の由来から来ている言葉で、レポーティング等をすること)を「Forum Debate: Demystifying Asia’s Entrepreneurs」のセッションにて務めました。

モデレーター:
Vijay Vaitheeswaran, China Business and Finance Editor, Shanghai Bureau Chief, Economist, People’s Republic of China
パネリスト:
Feng Jun, Chairman, President and Chief Executive Officer, Aigo Digital Technology, People’s Republic of China
Oki Matsumoto, Chairman and Chief Executive Officer, Monex Group, Japan
Christina Lampe-Önnerud, Founder and International Chairman, Boston-Power, USA
Lin Yu, Chairman and Co-Chief Executive Officer, NQ Mobile, People’s Republic of China
John A. Quelch, Dean, China Europe International Business School (CEIBS), People’s Republic of China

豪華なるメンバーのディスカッションを必死にメモ取りながら、オーディエンス及びビデオインタビューワーとしても参加させて頂きました!さらに、下記動画の49:50からちゃっかりコメントもさせて頂きました。

書いた記事は世界経済フォーラムのホームページにも掲載されまして、動画のインタビューは下記の通りちょっと緊張気味です…笑

セッションで印象的だったのはマネックスグループ株式会社 代表取締役会長兼社長の松本大さん。松本さんは以前ゴールドマン・サックス証券会社に入社して最年少ゼネラルパートナーにも就任しておりまして、更にマネックスを1999年に創設して2000年8月に上場させて起業家です!今回のセッションはアジアの起業家は海外の起業家とは違うかのディスカッションで、松本さんが話された”environment of entrepreneurs is different but definitions are the same”の言葉が刺さり、当初思ってた意見から松本さん側の意見に同意しました。日本人が流暢な英語で、海外の起業家を圧倒しながら発言をしてオーディエンスを納得させている姿勢がかっこ良かったです!

次にideaslabのセッション、「Understanding Digital Culture with Japan’s Leading Innovators」で”Smartphone applications to drive business model innovation”のトピックをPechaKuchaスタイル(20スライド、1スライド20秒間)でプレゼンしました。

モデレーター:
インテカーの齋藤ウィリアム浩幸さん

スピーカー:
著者のRoland Keltsさん – “Discovering Japanese approaches to intellectual property”
Twitter社初代日本代表の近藤正晃ジェームスさん – “Amplifying the voice of youth through social media”
株式会社ネットプライスドットコム 代表取締役社長 兼 グループCEOの佐藤輝英さん – “Kaizen” with user participation in digital technology
ジェイ・シード株式会社 執行役員 梅澤亮 – “Smartphone applications to drive business model innovation”

上記メンバーが各自プレゼンを行い、 グループに分かれディスカッションが行われました。ディスカッション中にプレゼン内容及びまとめが上記の写真のように瞬時にまとめられました。”Smartphone applications to drive business model innovation”のトピックは個人的に出資しているアポイ株式会社をテーマに話しましたが、グローバル展開にあたりとても参考になるアドバイスを世界の起業家から得られました。

最後にピンチヒッターで「The Asia Investment Heatmap 2012」にてDiscussion Leaderを務めました。

ディスカッションリーダー
マネックスグループ株式会社 代表取締役会長兼社長の松本大さん
Victor L. L. Chu, Chairman and Chief Executive Officer, First Eastern Investment Group, Hong Kong SAR
Richard T. Pascale, Associate Fellow, Said Business School, University of Oxford, United Kingdom
ジェイ・シード株式会社 執行役員 梅澤亮

こちらのセッションでは$1Bを目標調達額としてどの地域で出資をするかのディスカッションでした。僕のグループではベンチャーキャピタル”Shaping Alpha”ファンド、投資を3つのフェーズに分けながらインターネット、モバイル、インフラ、セキュリティーの分野で若いチームや成功経験の起業家を支援しながら人口が多い東南アジア圏の投資する戦略を練りました。最後にセッション参加者がどのアイデアに投資をするか判断したところ、見事にno.1で$1.3Bを調達できました!

初めてのサマーダボス会議参加でしたが、rappoteurやプレゼン、ディスカッション等が大変刺激的でした。あと、上記写真には一部のGlobal Shaperしか写ってませんが、世界中から参加している同年代の人達が各国で活躍している話を聞けて改めて頑張ろうと思いました!最後になりますが、お酒はボーダーレスのトピックでテキーラでワイワイ、皆パーティー大好きでした。笑!

*世界経済フォーラム(ダボス会議)とは…
ビジネス界、政界、学界および社会におけるその他のリーダーと連携し世界情勢の改善に取り組む国際機関です。1971 年にスイスのジュ ネーブに本部を置く非営利財団として設立された世界経済フォーラムは、いずれの利害関係にも関与しない独立・公正な組織です。あらゆ る主要国際機関と緊密に連携して活動しています。

Global Shapersとは…
世界経済フォーラムによって任命される、33 歳以下の若者によるコミュニティです。優れた潜在能力、また実績を持ち、社会に貢献する 強い気概を持つ人々によって構成され、コミュニティのメンバーはシェイパーと呼ばれます。地域における社会課題を解決するプロジェク トなどを行うことを目的とし、全世界 400 以上の拠点で 4,000 名以上のシェイパーが活動しています。

*グローバルシェイパーズコミュニティ東京ハブプロジェクト
第1弾:Shapers Camp 2014
第2弾:Re-Generate Japan
第3弾:はたらくママのための育児タクシー

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この記事を書いた人

ryoのアバター ryo 何でも屋

10年間にわたるフィリピン滞在を経て、上智大学・比較文化学部を卒業。学生時代から様々な事業の立ち上げに携わり、サラリーマン、起業、国内+外資系企業社長、取締役、顧問、株主などをスタートアップ及び上場企業で経験。

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