韓国企業とのビジネスを通じて見える海外戦略の方向性

Ryo Tomohito Katie Jaeuk

小学校から高校まで通っていたInternational School Manilaでは韓国人の友人が多かったのもあり、韓国という国には思い入れがあるのですが、最近韓国の会社と仕事をする機会が増えてきていてとても嬉しいです。上の写真に写っているのは、株式会社ニワンゴ及び株式会社エクストーン取締役の木野瀬友人さんと韓国へ食い倒れ+飲み倒れ旅行に行った際にお会いした世界経済フォーラム(World Economic Forum:通称ダボス会議)グローバルシェイパーズコミュニティ(Global Shapers Community)韓国ハブメンバーのKatie Bomi SonとJaeuk Park。写真右下部のJaeukはカップル専用のコミュニケーションアプリ「Between」を運営している優秀な起業家で、韓国からグローバルマーケットを狙う姿勢と素晴らしいビジョンが感じられました。

本題の韓国企業とのビジネスについてですが、昨年は株式会社ベストクリエイトで韓国大手キャリアとの提携をしたり、最近では広告ビジネスで韓国企業と連携を取ったりしています。韓国は時差がほとんどなく文化的にも似ている部分があり、話がスムーズに進みやすく迅速にまとめられることが多いと感じています。韓国国内だけでいうと人口がおよそ5,000万人とマーケットも限られているため、海外でビジネスを推進する必要性をどの企業も認識しており、韓国企業はみなアグレッシブです。短期間の内に何度も日本⇔韓国を行き来したりと、一緒に仕事をしていてかなりスピード感が感じられました。

韓国は日本に比較すると英語が出来る人材も多く、この点も海外でのビジネス展開を有利に推進できる要素だと思います。最近ではLINEやKakao Talkと言った韓国企業がかなり大きなグローバルマーケットを取りに行っていますが、英語ができる優秀な人材を確保できているのは大きいのではないでしょうか。また、現代のようなインターネットの時代にあっても海外市場展開には現地企業との強いパートナーシップの重要性は薄まっていません。これは韓国企業の例ではありませんが、例えばシンガポールで動画系サービスを展開しているスタートアップVikiでは、HuluやNetflixとの提携関係を通じて、米国のユーザにコンテンツの配信を行っています。このように他国のパートナーとの連携を強化し積極的にクロスボーダー戦略を推進するのも海外での事業展開には重要になってくると思います。

良好な関係性を構築するのに欠かせないのがやはりお酒の力です。「また酒の話か!」と毎度の事ですがベトナムなど他のアジアの国やもちろん日本でも同じことが言えますが、最初の関係作りの為にお酒という要素は大変重要でした。

韓国ではbomb(ビールと焼酎を混ぜた爆弾と呼ばれるスタイル)が主流ですが、飲み方も韓国式です。韓国では昔から儒教信仰が根付いており、目上の方を敬うという習慣が日本よりもかなり浸透していて、目上の方と飲む際には失礼にならないよう、目を合わせず顔を背けて飲む必要があります。このような現地の風習やマナー、習慣を学ぶことも海外事業の推進には欠かせませんが、やはりとにかく一緒に楽しく飲むこと、”飲みニケーション”を取ることで信頼関係の構築や仕事の連携がスムーズに進むのではないかと感じています。

とにかく海外でのビジネスで重要になってくるのは、失敗してもめげずにチャレンジを続けることです。やられたらやり返すぐらいの意気込みでいかないと進むものも進まないと思います!

おまけですが…

上の動画は1980年の創業以来、客足が途絶えることなく地元韓国人や観光客の間で人気を維持し続けている名店、「プロカンジャンケジャン店」で食べれる韓国の生タコ踊り食いとカンジャンケジャン(渡り蟹の醤油漬け)です。韓国江南(カンナム)エリアの新沙(シンサ)にあるカンジャンケジャン通りにお店があります。カンジャンケジャンは、急速冷凍したカニをもどし、5日間生姜とニンニクが入った秘伝の醤油ダレにワタリガニを漬け込んだ料理で、ご飯がすすむことから「ご飯泥棒(パットドゥッ)」というユニークな異名を持ちます。こちらのお店は、カンジャンケジャン人気の火付け役となった存在でもあり、通りにはこのお店の類似点が多数あるほどです。身はとろりと溶けてしまうほどやわらかく、生臭さも一切せずとにかく美味しかったです。

Pork Belly Samgyeopsal

あと、上記한일관店にて食べたサムギョプサル、とても上品でとろける程柔らかいお肉でした。